てつや日誌

ただの備忘録のつもり

その辺のサイトより個人ブログの方が信頼できる話

私が初めてネットに触れたのはたしか小学校4年の頃であった。

時期的には00年代半ばで、webサイトといえば有象無象ばかりであり、目当ての情報を見つけるのも苦労したのだろう。

当時の自分は小学生ということもあり「リアルドラえもん」「リアルサザエさん」などのイラストを見て嬉々としていたし、小フーガト短調に歌詞をつけた「ハゲの歌」が男子の間では流行っていた。メイプルストーリーやりたさに、父親にwindowsのパソコンをねだったのも覚えている。

もちろんエロ画像を漁る中で高額請求の通知が来て、驚きのあまりパソコンのコンセントを抜いて電源を落とし、父親に怒られるのではと数日気が気でなかったという通過儀礼もこの時に経験した。

 

ある程度ネットの使い方に慣れてきた高校のときには、語学の勉強に使ったり、魔術やカバラについての見識を深めたり、プラスチック爆弾の作り方を探したりと、まだアングラさの残っていた時期のネットを楽しんでいた。

もちろん、勉強したラテン語は名詞の性が理解できず挫折し、魔術復古の道のりは再現性がないことから頓挫し、プラスチック爆弾は公安の目につくことを恐れてノートごと鍵のかかる引き出しにしまった。

 

ただ、少なくとも今振り返って言えることは、俗に言う『いかがでしたか?』系サイトや、量産型のまとめサイトは少なく、n=1ではあるものの著者が心からの趣味で作成している信頼度の高い情報が多かったように感じる。

現在では少し調べ物をするとしても、適切な単語と内容をgoogleに入力した上で数ページ送った後に見つかるサイトでないと、自分に必要な情報が得られなくなってしまった、気がする。

むろん嘆いたところで雑多なサイトが消失するわけではない。むしろ、雑多なサイトがより一層多くなり、情報を得るために知識が必要となるのは火を見るより明らかである。

 

そんな中で自分にできることが、n=1の具体的なブログを作ることであった。

 

 

このブログは私、哲也が生きている中で思ったこと、感じたこと、考えたこと、調べたこと、やったことをただまとめるだけのものである。

根拠はなるべく明確に残すようにするが、まあ、個人ブログにそこまで求めるのもストレスだろう。まずは続けることを目標にする。

そのようなわけなので、もしもこのブログを誰かが見てくれたらそれだけで嬉しいし、ここの内容が誰かの役に立ったら何よりである。